2011年6月 森 洋一氏

2011年6月21日(火)月例講演会報告

「米国クラウドビジネス最前線と日本の課題」

講師:森 洋一氏

テクノロジー・リサーチャー

日時:2011年6月21日(火)

略歴:

シ リコンバレー在住。日本ユニシス入社後、リアルタイムシステム設計と開発、オープンシステムマーケティングなどに携わり、1994年に米国 転勤。2002年に独立し、シリコンバレーにオフィスを開設、ジャパンエントリーならびにテクノロジーリサーチャーとして活動。著書に『オープンシステム ウォーズ』『シリコンバレーからのメッセージ』『クラウドコンピューティ ング-技術動向と企業戦略-』『米国クラウドビジネス最前線』など。雑誌や新聞などにも数多く執筆を続ける。

講演趣旨:

米 国のクラウドは啓蒙期から現在では完全に成長期に入り始めた。アマゾンやグーグルを追って、スタートアップやITベンダー、ソフトウエアISV、データセ ンター、通信キャリア等、多くの民間企業が市場に参入し、米国政府でも幅広くクラウドが動き出している。こうした動きを受けて、日本でもクラウド導入期運 が高まり、多くのベンダーが対応を開始している。しかし、日本的クラウド騒ぎの慌しさの中に何か違和感がある。今回は、米国で始まったクラウドの背景や文 化、支える技術、プレーヤーを紹介すると共に、日米の差異、及び日本の課題について考える。

森さんの最新の著書「米国クラウドビジネス最前線」に関する書評の紹介。

http://www.computerworld.jp/topics/cloud/191234.html