2014年12月 久保田 展行氏

2014年12月 月例講演報会告

「IoTにおけるBig Dataへの機械学習の応用」

講師:久保田展行氏 Preferred Networks America社CTO

日時:2014年12月11日(木曜日)

略歴:

2009年早稲田大学理工学部卒。Preferred Infrastructure, Inc.(PFI) で分散全文検索エンジンSedueやクラウド機械学習サービスBazilなどの設計・開発を担当する。2014年7月より渡米しPreferred Infrastructure America, Inc.のCTOとして活動。2014年10月にInternet of Things(IoT)領域に特化した会社であるPreferred Networks, Inc. (PFN)がPFIからスピンアウトしたことに伴い、USサイドもPrefererd Networks America, Inc.として活動を開始した。機械学習の最新研究成果である深層学習(Deep Learning)をIoT領域に活かすための製品開発をリードしている。

講演内容:

IoTの到来で注目を集めるBig Data処理。その中でも日本発で世界のトップを走るPreferred Networks America社のCTOである久保田展行氏にこれからの取組みについてお話いただいた。

HadoopなどのBigData処理基盤が普及したことにより、大量のデータを分析することは以前と比較して容易になったが、同時に、それらの基盤上で機械学習を利用することにより、今まではできなかったような深い分析を行うことも可能になりつつある。しかし、IoTの領域においては既存の処理基盤を用いるだけでは分析困難な状況も多く存在する。そのような状況において機械学習がどのような問題を解決するのか、Preferred Networks社における取り組みを通しての講義がされた。

プレゼンテーション資料は下記からダウンロードできます。

SVIF20141211.pdf